この国の異常さをペルー人のfacebook友達は知らない。
Facebookでペルーの人から、
友達申請がきた。
なんか、好感がもてる人だったので承認した。
日本が好きだという話になったので、
自殺者がいっぱいるという話をしたら喰いついてくれた。
” 本当?彼らは彼ら自身の命を自分で断ってるの? ”
わたしはこの国を愛している。
この国に住まうひっそりと生きている人たちが大好きだ。
布や紙を、すぐゴミにして焼却というステップに進ませるのではなく、
布草履をつくったり、古布にしたり、チラシでゴミ袋をおったり。
ピンとあなたがの顔が思い浮かんだからと、友達が着なくなった洋服を送ってくれて。自分で選んだ買ったものより、
父や周りから似合うねー♩シックだね♡なんて言われる関係性がある、この国を。
もちろん、インパクトがあるひとも大好きだ。
気もちいいくらいお金を自分に尽くしている女性。
入ってくるあてがなくても、自分が住まう場所や快適さ、
これこれ!という物事に、ドンと仕えって人生を謳歌している人も。
いま、ようやく兆しが見えてきていて。
とっても喜ばしい。
今まで、必死にこの国を支えてつくってきてくれた人たちがいて。
だからこそ、
今を生きている私たちが、感じた違和感や起こってきていることを
素直に受けいれて、
自分達の世界をまた構築していく。
同じ日本に住んでいても、
6月になると、多いときで5日連続、
毎日、人身事故にあうこの国の状態、知っているひともいれば知らない人もいる。
同じ家に暮らしていても、
生まれた年代や住む場所によって、
自殺という言葉自体が身近なひともいれば、身近じゃない人もいる。
光があるところには闇があって。
存在が大きくなればなるほど、影の部分も大きくなるわけだ。
光に照らされることを選んで、
そんな闇の部分にくらびれてしまったら、
日のあたるところから、影にはいって。
影になじんだらいい。
そこは、影になってるから。
影だから。
闇ばかりが目につくということもない。
影もこんだけあったんだなということに気づくだけ。